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届かない叫び [日記・雑記]

080410.jpg それ、か−さんの大事な…

毎日毎日、グダグダした政界や芸能ゴシップの話題の陰で、小さな子供が犠牲になる事件が続いている。
そのせいかどうかは知らないけれど、アタクシのお腹も悲しくてシクシクして、一時もじっとしてられない。




その中でも開いた口が塞がらなかったのが、この事件。
<強制わいせつ致傷>「キッザニア東京」アルバイトが女児に

子供が仕事体験できるテーマパーク「キッザニア東京」(東京都江東区)でアルバイトの男が女児の体を触ったとして、警視庁深川署に強制わいせつ致傷容疑で逮捕されていたことが分かった。男は懲戒解雇されたが、3月28日に起訴猶予処分となったという。
調べでは、男は2月末、飛行機パビリオン内のパイロット体験コーナーで、女児(6)の下半身を触り、軽傷を負わせた疑い。数日後に両親らが被害届を出して発覚、男は3月上旬に逮捕された。運営するキッズシティージャパンは「ご家族や関係者にご迷惑をおかけして申し訳ない」としている。
4月2日毎日新聞

子供に将来の「夢」を体験させる施設で、強制わいせつ。
しかも、起訴猶予処分ってどういうこと?
今回被害にあった女の子が「自分に起こったこと」を本当に理解したとき、どれだけの苦しみを背負うことになるか。そして自分を傷つけた「犯人」がのうのうと日常を送り、自分のような被害者を増やしているのではないかと想像したときの、恐怖と無力感。
自分が付いていながら、大切な我が子を守れなかったとの罪悪感に苛まれる、被害者のご両親。

実際、どんな理由で起訴猶予に至ったかはわからない。
各方面でも指摘されているし、過去の似たような犯罪を少し調べれば誰でも判る通り、この手の犯罪は再犯率が非常に高い。また、繰り返すうちに最悪の犯罪に至ってしまう場合も少なくない。
日本では、この手の人間の尊厳を奪い去る事案に対しての罰則は軽すぎるし、再発防止に対する努力も全くなされていないと感じる。

ここまで犯人に甘い日本だけれど、本格的に「日本版ミーガン法」の導入を検討すべきだと思う。

国民から徴収した大切な税金は、無駄な道路や、マッサージ・チェアや、瀕死の銀行や、不透明なODAや・・・挙げ出したらきりがないけど・・・に突っ込むんじゃなくて、将来を担う子供たちのため、必要最低限の医療のため、憲法で保証されている「最低限の人権」を全ての国民が安心して享受できるように、よくよく考えて大切に使って欲しい。

そして、実の親に虐げられている子供たちの未来を繋ぐためにも。
315人被害、37人死亡 07年の児童虐待、高水準続く

昨年1年間に全国の警察が摘発した児童(18歳未満)虐待事件は2006年に比べ3件増の300件、被害者は1人減の315人だったことが21日、警察庁のまとめで分かった。06年は、統計を取り始めた1999年以降で件数、被害者数とも最悪だったが、依然として児童虐待が減少しない実態が明らかになった。
虐待により死亡した児童は06年の59人に比べて減少し37人だった。警察庁は「虐待に対する社会的関心が高まり、潜在化していた案件が近隣の通報などで明らかになるケースが増えている。結果として最悪の結果に至る被害が抑えられたのではないか」と分析している。
まとめによると、摘発された虐待のうち身体的虐待が最も多く211件、次いで性的虐待が69件、子育ての怠慢・拒否(ネグレクト)が20件。これらの虐待で摘発された人数は最多だった06年に比べ6人減の323人だった。
2008年2月21日西日本新聞

犯罪者への更生プログラム実施のために、専門の医療刑務所はもちろん必要だし、この様な行為を「おかしい」と思えない親への治療も、同じく(もしくはそれ以上)必要なのではないだろうか?

問題は、本人には病識が無いってこと、なんだけれど・・・
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