まぁ、いっかぁの薬

　だらだら〜

今日は久しぶりに、現在の治療の事などを。
服薬中のお薬の記録も含めて。

30代前半、バリバリの働き盛りでガス欠になって早５年。
本当に、あっという間だった。
そもそも時々記憶が無くなるので、一日（とか、一週間とか）が異常に早い。


今の主治医は３人目の先生（と、臨床心理士の先生）になるんだけど、精神科の先生って面白い人が多い。
変わってる・・・とも言えるかも。
主治医が不在で、何人か他の先生のお世話になることもあるけれど、人によっては、（私には）「ムカつく！ムキーッ！！！」となってしまったこともある。診察室を出て、悔しくて、号泣したことも。こればかりは相性なので、色々やらかしている割に投げ出されない私は、かなり幸運な人間なんだと思う。

私が今現在も困っているのは記憶の欠落。
気を抜くと襲ってくるフラッシュバック。
時折ムクムクともたげてくる、希死念虜。
倦怠感と無気力に沈み込んだ時の、やり場のない焦燥感。
そして、止められない突発的な行動。
とはいえ、いわゆる「解離性同一性障害」の特徴的な症状は、数年前に比べたら随分改善されている（はず）。
「みんなの身体」という共通意識で、それぞれの個性を尊重できるようになってきたのかな。・・・なんだけど、勝手に遊びに行ったり、買い物したり、飲み過ぎたりするのは止めましょう。（ぶっ倒れて頭を切ると、いっぱい血が出てビックリするんだぞ。迷惑かけるんだぞ。）

私の症状は、古典的な解釈だと「ヒステリー」と呼ばれていたもの。正確には「精神病」ではなく「神経症」になる。だから、薬物治療なんて効果がないという意見も。精神療法のセッションを中心に治療すべし、と。
でもそれなりの日常生活を送るには、それなりにお薬の力を借りることになる。
不眠には、睡眠薬。パニックには、抗不安薬と。
結果、今現在の処方はまるで「双極性障害」の処方になっている。

ジェイゾロフト　50mg
デパゲンR　600mg
レスリン　75mg
マイスリー　10mg
ベンザリン　10mg
レキソタン　5mg〜（頓服）

以上1day　（あくまで私の場合）

今の主治医は薬の処方が得意なようで、一時期に比べて、随分さっぱりした処方になっている。感謝しなくちゃ。

しなくちゃ・・・

なんだけど、困ったことが一つだけ。
それは感情がフラットになってしまったこと。
気分の波が激しく上下（まさに躁と鬱・・・）しなくなったことと引き換えに、「琴線に触れるってナンダッケ？」という有様。
取り立てて際立った才能がないけれど、一応自分の感性だけを拠り所に生きてきた私にとっては、何か大切なものを落としてしまったような、そんな寂しい感覚。
生々しい感情は擦り傷のように傷むけれど、それだけ受け取る感覚も冴えていた。
それなのに。
寂しい感情さえ「まぁ、いっか」と。

だからなのか。
カウンセリングの時も、自分の言葉が続かない。
何を言っても、何も変わらない気がして。

でも泣き言は言っていられないので、安定した生活を手にするまで。
前に進むしかないのだ。